後遺障害慰謝料について弁護士基準の90~100%が認められたケース

事例の概要

後遺障害等級11級で後遺障害慰謝料が満額認められた事例

相談概要

依頼者様の属性大阪府・40代・男性・建設業
事故概要ご依頼者の運転していたバイクの走行車線に
相手方車両が右折進入したためこれを避けようとして転倒した
傷病名・受傷部位左鎖骨骨折、左肘頭骨骨折
後遺障害等級併合第11級
過失割合10:90
解決方法(示談・訴訟)示談

本件解決のポイント

ポイントの概要

認定された各後遺障害について残存する痛み・可動域制限を詳細に主張したこと

事例の詳細説明

ご依頼者がバイクで走行中、渋滞が生じていた反対車線の車間から相手方車両が依頼者様の走行する車線に右折進入したため、衝突を避けようとして転倒し、依頼者様は、左鎖骨骨折、左肘頭骨骨折の傷害を負いました。

左鎖骨骨折後の左鎖骨変形癒合、左肩関節の機能障害、左肘痛が後遺障害と認められ、後遺障害等級併合11級と認定されました。しかし、相手方保険会社は、併合での等級認定であるがゆえに、後遺障害慰謝料について裁判基準どおりの金額を認めることができないという主張でした。

当事務所弁護士は、後遺障害等級認定の理由として、各後遺障害の残存する部位の痛み及び可動域制限について骨折した部位の身体的構造を詳細に示すとともに今後の改善可能性が極めて低いことなどを説明し、粘り強く交渉を続けました。

その結果、後遺障害等級11級の後遺障害慰謝料の裁判基準額の満額である420万円を獲得することができました。

弁護士からのコメント

依頼者様の反応

本件は、複数認められた後遺障害の内容を詳細に示すことで、結果的に後遺障害慰謝料について当方の主張が認められた事例で、依頼者様に満足いただける結果となりました。

弁護士からのメッセージ

加害者や保険会社の提示額に納得できない方は、ぜひお気軽に琥珀法律事務所へご相談ください