事例の概要
自賠責保険の認定結果を覆す判決を得た事例
相談概要
依頼者様の属性 | 千葉県・40代・男性・タクシー運転手 |
事故概要 | 路外からの後退車と停止車の衝突 |
傷病名・受傷部位 | 頸椎捻挫 |
後遺障害等級 | なし |
過失割合 | 0:100 |
解決方法(示談・訴訟) | 訴訟 |
本件解決のポイント
ポイントの概要
本件事故による衝撃の大きさを主張したこと
事例の詳細説明
本件の争点は、本件事故による受傷の有無でした。訴訟提起前に、依頼者様の車両の損傷が軽微であることなどを理由に、本件事故によって負傷したとは認められないとして自賠責保険会社から治療費などの支払を拒否されました。当事務所の弁護士は、依頼者様の車両の損傷に、水平方向の損傷の他に、垂直方向の損傷が存在することを指摘し、依頼者様の車両の材料が樹脂製であるから一度押し込まれた後に元の形状に戻った結果、損傷が軽微に見えるだけで、衝突時の衝撃は相当程度強かったものと考えられるなどと主張し、その他、事故態様、通院状況等の主張を補強して、本件事故によってご依頼者が受傷したことを主張しました。その結果、判決では、本件事故によって依頼者様が受傷したことが認められ、それに対応する一定の損害賠償が認められました。
弁護士からのコメント
依頼者様の反応
本件では、事故状況、損傷状況に関する資料をよく観察し、丁寧に主張をしました。結果的に、当方の主張の大半が認められた事例で、依頼者様に満足いただける結果となりました。
弁護士からのメッセージ
加害者や保険会社の主張に納得できない方は、ぜひお気軽に琥珀法律事務所へご相談ください。