逮捕されて間もない方

逮捕されて間もない方

逮捕されて間もない方

何らかの疑いを警察にかけられ逮捕されてしまうケースは、少なくありません。
こういったケースでは、最悪の場合、何ヵ月も身柄を拘束されてしまうことがあります。
家族だけでなく友人や会社の人とも、関係を断たれてしまう可能性もあるのです。

ここで覚えておいてほしいのは、逮捕されたら早めに相談してほしいということです。

逮捕されたら弁護士に早めの相談を

逮捕から時間が経過するほど、逮捕されてしまった人に対して弁護士ができることは減っていきます。
釈放させるために弁護士ができることが減るというわけです。
つまり、逮捕されてしまった場合は、早い段階で弁護士に相談することが大切なのです。

もしご家族・ご友人など、身近な方が逮捕されてしまったという連絡を受けたら、当事務所までご連絡ください。
どうしたらわからないという場合も、まずはご連絡いただければ対応致します。

まずはお電話でお問い合わせ・ご相談ください。
即日対応できるように努めております。

逮捕された方と弁護士の関係性について

逮捕された場合、最大で72時間身柄を拘束されてしまいます。
警察は、逮捕時から48時間以内に逮捕した人の身柄を検察庁に送致しなければなりません。
また、検察庁は送致されてから24時間以内に、裁判所へ勾留請求する必要があります。
弁護士は、まずその身柄拘束の不当性を訴えるなど拘束を解くために動きます。
それだけではなく、逮捕されてしまい孤独と闘っている人にとって大きな精神的支えとなります。
逮捕中は原則として、家族であっても面会することができません。
ですが弁護士であれば、法的に接見する権利が保証されています。
そのため、弁護士だけが逮捕された方と話をすることができます。
逮捕された方とご家族の間に入り、お互いの伝えたいことを伝えることが可能です。

逮捕された状態では、警察は罪を認めさせようと全力で動き、調書を作成しようとします。
警察からのこの圧力に耐え切れず、「罪を認めれば楽になる」という考えに至ってしまう人もいます。
中には、やってもいない罪を認め調書にサインしてしまう例も多いです。
このケースは、みなさんも「冤罪事件」として、ニュースで見かけることがあると思います。

「裁判で訂正すれば大丈夫だろう」と思っても、現実はそう簡単ではありません。
一度サインしてしまった調書の内容は、裁判において簡単には覆すことができないのです。
こういったことになるのを防ぐためにも、逮捕されたらすぐ弁護士に依頼することが大切です。

逮捕時の弁護士の活動について

逮捕されてしまった場合、弁護士はどういった活動をするのでしょうか。
この点については、逮捕された方が「罪を認めるか認めないか」によって異なります。
しかし基本的には、身柄の拘束をできるだけ早く解き、釈放を目指した動きになります。

釈放されるために弁護士が行う活動としては、大きくわけて2つあります。

・捜査機関が現在行なっていることに対して、不当だと主張すること
・身柄を拘束したまま、次の段階に進むのは不当だと主張すること

この2つです。

逮捕から、最終段階である判決までには、法的に定められた手続きがあります。
そしてこの手続きは、勝手に進んでいきます。
当然、この段階が先に進んでしまうほど、主張する機会がどんどんなくなっていくのです。

逮捕から次の段階に進めば進むほど、弁護士が逮捕された方に対してできることは減っていくというわけです。
言い換えれば、身柄拘束を解く機会を失うということになります。

もし裁判が始まる段階まで進んでしまった場合、身柄拘束が解かれたり無罪を取得できたりする可能性が低くなってしまいます。
その段階に至る前に、できることをしていくことが何よりも大切です。

逮捕からすぐ弁護士が活動することが、身柄拘束を解くための最善策と言えます。

釈放の重要性について知ろう

身柄拘束が解かれる、つまり釈放されることの重要性について知っておきましょう。
まず逮捕されるとどういったことが起こるのでしょうか。
例えば、会社を無断欠勤してしまうことになります。
そうなると、解雇されてしまうケースも当然考えられます。

解雇されてしまった場合、その後の人生を大きく左右することに繋がります。
逮捕されるということは、それまでの生活や安定を失ってしまう可能性があると言っても過言ではありません。

こういったことを避けるためにも、できるだけ迅速に対応してくれる弁護士に早めに相談することが大切なのです。