「時間をかけて対応いただきありがとう。」

依頼者様の声

「時間をかけて対応いただきありがとう。」

・・・時間をかけた詳細な聴取の結果、家事労働に対する支障が平均して70パーセントあったことを前提とした休業損害が認められた事例

相談概要

依頼者様の属性東京都・40代・女性・兼業主婦
事故概要追突事故
傷病名・受傷部位頚椎捻挫
後遺障害等級
過失割合0:100
解決方法(示談・訴訟)示談

解決に至る経緯

本件は、主婦として家事労働に従事されている依頼者様の事案でした。

主婦の休業損害は、家事労働に対する支障の程度を数値化しにくいことから、事故後の生活状況を具体的に説明して、相手方の納得を得られるよう交渉を行う必要があります。

そこで、依頼者様からは、お体の症状や家事労働に対する支障の程度の変化を詳細に聴取いたしました。そして、その内容を相手方にも伝えた上、ご依頼者の家事労働に生じた支障の程度が全治療期間を通じて70パーセントあったことを前提に、主婦の休業損害の主張を行いました。

結果として、こちらが主張した休業損害が全額認められる結果となり、依頼者様からは、時間をかけて対応したことに対する感謝のお言葉を頂戴しました。

本件では、依頼者様から細かく事情をお伺いすることで、弁護士としても、ご依頼者とお子様との本来和やかであるべき時間に、お体の痛みや違和感による苦痛が生じていることが具体的にイメージできるようになり、その支障に見合った賠償を求める熱量が上がったと思っております。このように、依頼者様のお気持ちに寄り添った対応をしていくためにも、小さな声や事情に耳を傾けつつ、事案にあたるよう心掛けております。